長野県茅野市の育児情報誌『ちの ママっぷ』スタッフによるブログ


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「いいお産を考える諏訪のつどい」の報告パート2

◆パネリストのひとり、鍼灸師シュさんの日記より

【いいお産を考える諏訪の集い、ご報告というか感想。】
妊婦さんが沢山いて、企画スタッフの方々もあたたかい、素敵なイベントでした。
恥ずかしながら?!精一杯お話もさせていただきました。
他の人のお話も貴重でした。

みしぇちゃんの、
「子孫を残すという事は、生き物の本能であり、一番大きな生存理由」だから、
「お産を病院や妊婦さんだけのモノじゃなく皆のお産に出来たらもっと良くなる
のではないか」という意見には、大賛成。
子供を生んでみて、子供は未来なんだと、わかった。
だから、子供は国の宝っていうんだと、わかった。
自分の子供以外も他人事ではなくなった。
お産は、「本能」や「自然」にぐっと近づけてくれたすごい体験だった。

でも、今の私達の本能はかなり鈍っているし、かなり自然からは遠ざかってしまった。

だから、今回「いいお産」の話のはずが、グループワークで、「自然なお産」が
重視されていることが気になった。

薬を使わずに、正常分娩で生むのが、「自然」で「いいお産」、というのは、
実は違和感を感じる。
自然って何だろう?
妊娠すること自体がすごい自然だと思う。
生まれなかった赤ちゃんも、体外受精で生まれた赤ちゃんも自然。
マイミクのちえ小春さんもいってたけど、納得すれば、それがいいお産だと思う。

私の話のオチも、「自宅出産万歳」ではなくて、「うちはうち、よそはよそ。
家族で自分達を認めたい。」ということ。
あとは、「自然」に産むために、私がしたことの紹介。

確かに、私は、「薬を使わないこと、正常分娩すること、しかもアクティブバースで」と、
こだわって、幸運なことに希望をすべてかなえられた。
でも、もしかなわなかったとしても、不満はなかったと思う。
お産の形が希望だったわけではなくて、
自然に生みたくて、リスクを減らすために、
生活をそぎ落としてシンプルにして、身体と対話するその過程で満足できていたし、
一番の目的、かわいい赤ちゃんに生きて会えたから。

みしぇちゃんは、本能にうまく乗れて安産できたけれど、
自己責任を知ってる人だと思う。
もし、医療者が自然な出産を語るなら、その形だけではなく、吉村先生のように、
リスクと対策法とセットで語るべきではないかな?と思う。
他のグループは違う話をしてたのかな?あと、私が臆病すぎ?とも思いますが・・・

だから、もう一人のパネリストの方が、臨月に中越地震にあって、「耐震構造の
いい病院に移れて安心した」というのを聞いて、とてもいいお話だと思った。
病院とか、母子手帳とか、現代では当たり前のことが実はすごく大切な、
「いいお産」の要素だと思う。

子供を生んでから、ひらめくことが増えたんだけど、
最近ひらめいたのは、「愛は地味」
我が家で流行ってます。

「母子手帳」も、「耐震構造」も愛。
「カンガルーケア」とか、「へその緒を自分で切る」みたいな、派手さはないけれどね。


【いいお産を考えるmixiの集い】
先日の私の日記を読んでくれた方、コメントをくれた方、どうもありがとう。
貴重な自分のお産体験の紹介もありがとう。

妊娠出産って、幸も、痛も、恥も、快も、すごく個人的だから、あんまり話す機会がない。
マイミクぷっちんじろうの言うように、病院の減少とか、核家族化とか、
命のつながりが希薄というのは、不自然な現代、もったいないかも。
赤ちゃんって本当にすごいから。

神秘。

赤ちゃんが神秘ってことは、私たちも神秘なんだけど?!

先日の日記では、集いの感想のためちょっとトーンダウンしていましたが、
やっぱり私は自然なお産が大好きです。(医療介入も含めて、命の自然ね)

自然っていうのは、結局は非社会的なことだから、
妊婦とかママって、自分と子供のことばっかり考えて、
ボーっとして全然いけてないんだけど、幸せで、
それを包んでくれる社会(働く方々)は懐が深い!と思う。

じゃあ、どうすればいいの?というまとめで、大葉ナナコさんの言葉を紹介します。
彼女の著書は私みたいに厳しいことは言わなくて、
「今より少し」でできるナチュラルなお産を紹介して、産み時を迷ってる女性を応援してます。

「この100年で生活は便利になって、不便=非日常とか、
努力=不便と考える人も少なくない。
ウォーキングや季節の野菜料理を作る手間ひまは、
現状より少しでも生命力を高める必要な努力だけど、
それを「厳しい自己管理」とか「面倒くさい」とみなすのは、
自然な身体の力など認めていないようなものです。」


「自然なお産が教えてくれるもの。
待つこと、信じること、ゆるむこと、許すこと、力を合わせること、
勇気を出して本質をみつめること。
深くて濃い命の力を自然なお産は教えてくれます。

そしてそれを目指すため、生み支度の日々を通して心や体が育ちます。
妊娠を機に食事を配慮したり、早寝早起きしたり、人間らしい暮らしを取り戻すことで、
産後から新しい自分に変わることができるのです。
次の命のために最善を尽くそうとすること。
しっかり生命力を与えるために自分を高めようとすること。
それは命を愛するレッスン。」


以上、『ナチュラルなお産』から

つまり、産む人も、これから産みたい人も、土地のものとか季節のものをおいしく食べて、
気持よく運動して、ストレス少なく暮らせるようにしてね、ということ。
そして、うちの子をとりあげてくれた、尊敬する助産婦さんは
「どんなお産も一生懸命だからいいんだ」っていってた、
その言葉には実践からの愛があると思う。



※シュさんは、ママさん鍼灸師です。
妊娠中から出産も含め、体のことを相談することができますよ。
お子さんや赤ちゃんも大丈夫です。
赤ちゃんの夜泣きに困ってたら、一度相談されてみれば。(私は相談しました!)

原治療院
長野県茅野市玉川粟沢1160-1
電話・FAX:0266-71-2093
harikyu@po20.lcv.ne.jp
HP:http://www.lcv.ne.jp/~harikyu/index.htm
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by chino_mamap | 2007-11-26 10:43 | 地域のイベント情報